RAZHAの真ん中ブログ

日々の積み重ね!学び続けるRAZHAです。

凪良ゆうさん作 「汝、星のごとく」をRAZHA考察 11

どうもRAZHAです。

今日も朝から書き綴ろうと思います。

今日のテーマは、「RAZHAの最近読んだ本」です。

 

このテーマは、シリーズとしてやりたいテーマの一つでした。

スポーツ大好きなRAZHAですが、本を読むことも大好きなんです。

そこで、せっかく読んだのなら、そこに自分なりの考えも持つべきというか、感想ぐらい残しておきたいな~と思い、書くことにしました。

 

ぜひ、一読してください。

 

1:凪良ゆう作 「汝、星のごとく」について

 この本は、2023年本屋大賞を受賞!!多くの本屋さんから支持を集めた本です。

 RAZHAは、大学時代から本屋大賞は意識して読むようにしてきた。なぜなら、芥川賞直木賞よりも分かりやすいからだ。(もちろん芥川賞直木賞にもよいものはある)

よく、本屋大賞をあまり好まない人もいるみたいだが、RAZHAが読んだ本にこのように書いていた。

本屋大賞は読んだ方がいい。なぜなら、、(千田琢哉)

申し訳ない。忘れたので思い出したら書き込んでおくw

いらないRAZHA情が入った。申し訳ない。本題に戻ろう。

 

この作品は、簡単にいうと恋愛小説。しかし、そう甘い恋愛では決してない。

むしろ、その逆と言っていいほど過酷で険しい一途な恋愛を描いている。

 

恋に落ちた二人だけで世界が成立すれば、どんな幸福なことだろう。(引用)

 

本当にそれだと思った。

色んなものをお互い背負った2人。瀬戸内海の小さな島で2人は出会う。

 背負ってるものが家族とか地元とか今の社会とか色んなものを背負って、その中で生き抜こうという姿が描かれてる。高校から社会人に変わる、簡単には恋愛感情だけで続けることはできない。なぜなら、お互いの夢があるから。仕事があるから。その苦悩も描いてる。

 二人だけの世界など存在しない、色んな人との複雑な関係を持ちながらも一途に思う相手を思い生き抜く姿。悩み葛藤して成長していく中で、お互いが晴れて自分の意志として自分らしく生きていこうと決意できたときにやっと始まる自分らしい自分の人生。

 

自分で自分の人生を選ぶということ(引用)

 

 RAZHAがこの作品から学んだものの一つは、「自分の意志で人生を生き抜く決意。その1歩の勇気を踏み出せるか。」である。

 

 

2:今思うこと

 RAZHAの現状でいうと何度も話しているが、結婚を前に控えている状況。

RAZHAにも苦悩がある。まず、お互いの両親の意見という悩み、お互いの仕事のこと、お互いの住みたいところ、お金についてなど。

 

 恋愛だけの時期とは違う。色んなものが複雑に交差する中で、RAZHA達は選ばなくてはいけない。その時に何を信じて決めるべきか。それは、この作品からも考えることができる。それは、「自分の意志で人生を生き抜く決意。その1歩の勇気を踏み出せるか。」である。

 

もちろん、結婚は「I(私)」で考えてはいけない。「We(私たち)」で考えるべきであることを本や先輩達との話から学んでいる。

 

 そのため、RAZHAは、多くの選択肢の中から最終的にはパートナーである「おりょうさんとRAZHA」がどうしたいかが一番大事なのだと考える。そうでないと、自分が納得する自分の人生を生きられない。人の意見を鵜呑みにして考えないことだけはしたくないと思った。

 

3:まとめ

 今作品が、本屋大賞になり、多くの支持を集める理由が分かる。

 それは、恋愛は決して甘いものだけではない。さらに結婚まで進む人たちからすればそれは当然であると同時に今作のように同じような経験や思い、葛藤、苦悩を抱いた人が多いからだと思う。

 もう学生の時のようにただ、甘いだけの恋愛などできない。だからこそ、その甘い恋愛は尊く、素晴らしいことであることのようにも思う。

 

 RAZHAの好きな作品:西加奈子作の「サラバ」で学んだ「自分の信じるものを信じなさい」にもつながるようなそんな話でもあったように思う。

 

 ただ、一つ言いたいのは、結婚には前向きであることw。上記のように書いたが、そこまで深刻にはなっていないことを書き記そうと思う。結婚や結婚式はとても楽しみであるw。

 

4:おまけ

 特段、今作と関係ないのかもしれないが、作品名を「汝、星の如し」と間違い、検索すると以下のようなことが分かった。

 

 「汝、星の如し」は、古代中国の詩人、李白の詩に由来しています。この詩は、人間の生命の短さや、星のように輝く美しい瞬間の大切さを表現しています。そのような詩のテーマは、人々に深い感銘を与え、自分自身や人生について考えさせるものです。

 

なるほど!今作でも星のように輝く美しい瞬間の数々が終盤にでてくる。ただの考察だが、この李白の考えも入っているのかな~。星のようにという題名にしたのは、ここからかな~なんて思ったりもした。お門違いなら申し訳ない!

 

 凪良ゆう作 続編「星を編む」を読みたくてうずうずしているRAZHAより